Synteny-Blog

ウェブサイトSyntenyのブログ。日常のことや興味のあることを綴っています。

動画を作る

昨年ぐらいから動画作成に手を出しています。

数年前にちょっとした遊びで宴会用の出し物の一部として簡単な動画(次のグループはこちら!みたいなタイトル映像)を作ってから結構はまってしまい、昨年からはAfterEffectsでアニメーション作りをしています。

ソフトウェアで完成形をこんな感じにしたい、というプレゼンや細胞内の情報伝達など、説明用の映像は静止画でもいいしPowerpointのシェイプとアニメーション機能でもできますが、複雑なものになると専用のソフトの方がやはり作りやすい&動画には説得力があります。

 

もちろんキャラクターを動かすアニメの作成もしてみましたが、素人作成のたった3分ほどの短編でもなかなか大変だということが分かりました。

  • 背景(使いまわしがきいたりきかなかったり…)
  • キャラクター(パペットピンツールで動かすのでパーツをバラバラに作らないといけない。動きを1枚1枚描いたらさらに大変だろう)
  • PVのようにするなら音楽の切り替わりとキャラクターの動きをしっかり合わせる必要がある
  • 普段アニメ調のイラストや塗り方をしないので、自分の絵を動かしても違和感がないようアニメっぽい描き方やデザインに落とし込まないといけない
  • 1秒1秒に気を遣わないと不自然さが生じる(キャラが棒立ちになる、背景のカメラワークが速すぎる、などテンポが悪くなり、思いのほか違和感がある)
  • 頑張って1枚の絵を描いても実際数秒しか表示されずちょっと空しくなる
  • 動画だけでなくエフェクトや色調整も大切
  • カメラで撮った映像らしい表現を入れる(オーバーに光らせる、ピントをずらす 等)

最近は放映されるアニメの量が子供の頃より格段に増えました。

セル画の時代と比較してPCでの作業やソフトでの分業機能、3Dモデリングなど便利なツールも増えたのでしょうが、アニメーション作成のスタッフの方はこういった作業を頑張ってされているんだなあ…と思うと凄いなあ、の一言しか出せません。

自分で作業するようになってから、日本のアニメーション作品もですがネットで公開されている海外の短編アニメーションも見るようになりました。絵本や絵画のような世界観の作品や、セル塗りでないものも多く、話だけでなく表現方法も多彩でとても面白いです。どうやって作ったのかなあ、と思いながらじっくり見ています。

 

どんなことでも手を付けてみると、思ってもみない面白い発見があるものですね。