Synteny

きままにイラストを描いています 日常のこともいろいろ

最近の出来事(2017/9-2017/12)

いろいろと身の回りが忙しくウェブページに手をつけられなかった、と言っているうちにすでに年末。2017年も終わってしまいそうなのでこれまでの出来事をまとめて日記にし、今年最後の更新とします。あと今更トップページの絵も更新しました。細部を直したら全体図もアップします。

 

■The Tain を読む

秋ごろ、何気なく本を探していたときに『トーィン クアルンゲの牛捕りとクーフリンの物語』(アイルランドフューシャ奈良書店)がAmazonのお勧めに出てきました。アイルランドの古い物語群・アルスターサイクルのお話『クアルンゲの牛捕り』を漫画化したものの日本語訳です。

海外の漫画なので日本の漫画を想像するとコマ送りや描き方が独特と感じられますが、絵が非常に力強く美しく、日の光・夕闇・戦場の血、赤・橙・青が登場人物の感情とともに印象的に目に焼きつきます。これは購入してよかった。お勧めの一冊です。

 

ここで活躍する勇敢な戦士クーフリン(クー・フーリン)といえば今までenyaの音楽のタイトルか、最近ゲームで見た程度でしか知識がありませんでした。手持ちの辞書にも詳細まで載っていなかったので非常に興味深く、The Tain(Penguin Classics版、 Ciaran Carson 英訳)を購入して空き時間を見つけては少しずつ読み進めています。

武器を使いこなし様々な敵に堂々と向かっていくクーフリンの戦いぶりに驚き圧倒されるのはもちろん、独特なリズム(繰り返し)のある語り、登場するあらゆる人・自然・世界が細かく色鮮やかに書かれた文章は読んでいて楽しいです。それにしても物語中であらゆる表現を用いて美丈夫と書かれているだけに、riastradh状態は映像として全く想像がつきません。

 

漫画版は重要な部分をうまく抜き出して簡潔にまとめてあります。登場人物の名前の読み・相関関係も分かりやすくなっており、巻末に解説もあるのでこの本であらすじを知った上で英訳版を読むのもありかな、と思います(Ciaran Carson英訳版も巻末に興味深い解説あり)。

東京創元社からCiaran Carson英訳版の日本語訳版が出ているようですがこちらは簡単に手に入りそうにありません。近所の図書館には置いてあるようなので、英訳版を読みきったら借りに行こうと思っています。ケルト神話全体に興味がわいたので、地道に本を集めて読んでいくつもりです。

上記の漫画版Tainの固有名詞の日本語発音等はThomas Kinsella英訳版を参考にしているそうです。槍「Gae Bolga」が「ガ・ボルガ」と表記されており格好良い。

 

■トップ絵について

絵だけはまめに描いていました。タコと一体化したメカ少女。ともかくあらゆる面で計画的に描かなかったことが悔やまれる。最初にイメージをきちんと作っておくべきでした。なんだか何描いてもああすればよかった、こうすればよかったと後悔しかしていない。まあそれも進歩につながるか。頑張ろう。ネタだけはあるので、来年は多少なりとも満足のいく絵が描けますように。

 

それでは良いお年を。

 

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