Synteny-Blog

ウェブサイトSyntenyのブログ。日常のことや興味のあることを綴っています。

あけましておめでとうございます

今年も野跡微明とSynteny(いまのところツイッターで代用していますが)をよろしくお願いいたします。

またしばらく更新がのんびりになるとは思いますが、ゆったりお付き合いいただければうれしいです。

イベント参加は今年も無理かなあ。春ごろから冬まで、また忙しくなるので。

今年はカービィ系も、それ以外の作品も積極的にいろいろ描くつもり。

必死にProfileページとサイトのトップページ(工事中表示)だけ作りました。後日ツイッターからもリンクします。

 

■自分のプロフィールについて補足&ゲームと自分について

そういえば、自分の取り扱っているジャンルは創作(オリジナル絵)とゲーム系なんですが、好きなゲーム系は列挙しきれなかったのでゲームを本格的に始めてから触れたものについて、特に代表的なものだけ書いています。もっとたくさん好きなゲームもキャラもいます。

漫画は無いのかといわれましたが、あまり読みません。最近の作品はあまり分かりません。

いしいひさいち先生の作品が大好きです。実家に文庫本がいっぱいあった。「女(わたし)には向かない職業」の藤原先生みたいな生き方がしたい。

あと鳥山明先生の「Dr.スランプ」。メカものが好きになったのはこの作品を読んだからだと思う(作中や扉のイラストに出てくる乗り物がどれもとてもカッコいい)。

 

ゲームは趣味ではあるけど、きちんとしたゲーマーではないのかなと書いていて思った。わからないな。

以下はそういう自分とゲームのつきあいの思い出話です。長いから読みたい方だけどうぞ。

 

 

今、自分の年齢はとっくに20を超えています。

 

ゲームは「確実にハマってしまって勉強しなくなるだろうから駄目」と小3まで禁止。

「確実にハマってしまって勉強しなくなるだろうから」というのはもちろん両親の想像です。でも両親がテレビゲームに触れたことがなく、親戚のあつまりやら父母会の会話やらで子供がハマりにハマっていると聞けば、まあ子供から遠ざけたかったのは分かります。

自分は友人らと間逆の方角の家に住んでいたので、誰かの家に遊びに行くことも無く、かつ家にもゲーム機が無いのだからそもそもゲームに触れる機会自体が殆どありませんでした。

 

小4になり「もう良いだろう」とようやく購入されたゲームボーイ、日曜日か祝日に1時間までOKがでましたが、これではセーブまでたどり着くorクリアするのに精一杯だったうえ(といいつつ、小6~中学頃は休日に外出もできる年齢なので友人らと通信ケーブルを持ち寄って3-4時間ポケモンを遊んでいましたが)、すぐに高校受験、大学受験。

大学に入学してサークル仲間と徹夜ゲームという素敵な体験もつかの間、2年以降は必修科目で手一杯、その後就活、といろいろ追われて絵もろくに描けず、ゲームもろくに出来ず。

 

※大学時代はゲームもですが、絵が全く描けなかったのが痛かった!6年もあったのに、サークルに出した5-6枚のオリジナル絵、数枚のルーズリーフとはがきサイズのスケッチブックに申し訳程度の落書きが残っているくらいです。もったいないので未だにとってあります。

 

趣味にまともに復帰したのは就活が終わった後でした。大学2年以降~就活終了までは家で何をやっていたのか記憶にありません。

 

そうして落ち着いた頃、今使っているぺンタブをお祝いでもらってお絵描きを再開し、就職した後はお金もそれなりに手に入ったのでゲーム機をそろえて、ああ下手だけど楽しいな、ほぼ携帯機しか触れてなかったけど、気づいたらPSも新世代機が出てグラフィックがどれもこれも実写みたいに凄いことになってるな、いろんなジャンルがあるみたいだしこのメカが格好いいからRPG以外だけど手にとってみるかな、PCゲームも結構面白いのあるな、海外ゲーの世界観もいいな、ゲームセンターにも行ってみるかな、などと思って、10年くらいのブランクを埋めるように四方に手を伸ばしてゲームをやりつつ、ゲームイラストも描いて、今に至ります。

 

万年初心者レベル、特にアクションゲーム、シューティングゲームカービィ以外20代以降に初めて手をつけたこともありゲームオーバーの連続に落ち込み、上手下手にこだわっていた時期もありますが、ゲームって「勝利」「いかに上手に操作できるか」以外にもストーリー、グラフィック、音楽、キャラクターや背景の驚くような動きや魅せ方など、じっくり味わうことも楽しみなんだなあ、と感じるようになりました。

 

そういった部分から得るものは絵の描き方やデザイン、人の心情、プログラミングについての興味など沢山ありました。そういえば大学のレポートもゲームに絡めて書いたことがあります。ゲームやってて良かった。

 

しばしば子供とゲームの付き合い方について問題にされますが、昔『(ゆるく?)ゲーム禁止』だった子供の立場からいえば、結局、「何事もやりすぎが駄目」なのであって、「ゲーム=悪」ではないというのが結論です。

どんなものでも良いのか悪いのか、どんな付き合い方をするかは本人が触れてみなければ分からないのです。

 

ただ、自分も子供時代だったら、両親の心配通り、クリア目指して脇目も振らず「ハマりすぎ」てこういうおとなしい付き合い方は出来なかったかもしれません。ある程度大人になって、色々な視点を持った結果が今の状態なのでしょうか。

それなら「子供と一緒に両親も大人の視点であれこれゲームについてツッコミを入れつつ楽しんでみる」というのはアリかもしれないなあ。自分に子供はいないのでなんですが、知っている限りでは子供って好きなものを結構熱っぽく語ってくれたりするし、子供は子供の視点、大人は大人の視点から色々なものを見つけることで疑問や楽しさを共有できるし、もしかしたらその会話からその子の将来の目標に繋がる『何か』を見つけて考えて、ハマっていく一つのきっかけになるかもしれません(これ、自分はゲームでなくある子供向けの本だったんですが)。

 

なんでもないような小さいことが実は大きな影響力になるかもしれないから、危険からは守るべきですが、機会は奪ってはいけないのではないかな。

 

これからもゲームとはのんびり付き合っていくと思います。

2020年も素敵な作品と出会えますように。